国会の予算委員会で議論されているTPP。
TPPは平たく言えば多国籍企業の経済活動に障害となる障壁をとっぱらい
あらゆる分野で企業が金儲けできる仕組みを作るもので
一国の食糧主権や医療制度が破壊されようが
貧困と格差がより拡大しようが、多国籍企業はそんなことは気にもとめない。
国益なんてグローバル経済で利益を生むためには構ってはいられない。
というのが本音ではないでしょうか。
大企業の利益が波及的に社会に還元されるというのが
政府の経済成長(もう死語に近いのでは…)を優先するひとつの理由かもしれませんが
リーマンショック前に大企業が過去最高の利益を生んでも
雇用改善もなされず、格差と貧困は解消されませんでした。
参加交渉が認められた日本。
参加交渉前から米国の日本に対する要求内容を見る限り
日本の国益が守られるとは到底思えません。
こんな状況になるのでは…
