高槻市議会議員 高木りゅうたのブログ

高槻市議会議員・高木の活動日記

解散選挙の争点


◆総合市民交流センターで「日米防衛協力指針(ガイドライン)」再改定は許さない!と
題して山本健治さんを講師に迎えた学習会に参加(主催は変えたらアカン!平和憲法in高槻・島本)。
アベノミクスの破綻が明らかになったいま
自滅する前に選挙にうって出て政権延命を画策する安倍政権。
でも経済政策だけを選挙の争点にしてはいけない。
なぜなら二年前の総選挙で自民党は秘密保護法も集団的自衛権原発再稼動も選挙の争点にしないで
ひたすら景気浮揚の一点張りで選挙戦に勝ち、その後はやりたい放題。
アベノミクスを問う選挙」にしたら、同じことの繰り返しになってしまう。
集団的自衛権とセットの日米防衛ガイドライン再改定が進めば自衛隊の活動は
日米安保で規定している範囲を飛び越えどこでも米軍と一緒に、あるいは自衛隊単独ででも
軍事行動が可能になってしまいます。
山本さんは手間のかかる日米安保の書き換えではなく、比較的容易なガイドラインの規定を変えることで
日本が軍事国家へ突き進もうとしていると指摘していました。
◆来年度予算の概算では軍事費は過去最高の5.1兆円とも言われています。
戦争で一儲けというのがアベノミクスの正体。そのためのガイドライン再改定でもあるのです。
◆戦争する国へと突き進む安倍政権の政策を総選挙の争点にし、これを止めなければいけません。
◆先日、フィリピンのミンダナオで子ども図書館を運営している松居友さんのお話を聞く集まりに参加しましたが、現地では政府軍と反政府軍との武力衝突がいまも頻発しており、
現地で活動するアメリカ軍とともに自衛隊集団的自衛権の名の下に参加する
のではないかと言われているそうで、高齢の方は「また日本軍が来るのか」と恐れているとの話も聞きました。

◆ミンダナオ子ども図書館では、宗派や種族を超えて貧困家庭のこどもたちの教育をはじめ生活支援を行っています。限られた資金のなかでの活動です。活動への支援はこちらからミンダナオ子ども図書館HP
※写真は松居さんの講演会でいただいた玄米定食。すべて高槻産のお米と野菜で美味でした。