午後から市民交流センターで開かれた「安満遺跡芝生公園を考える市民のつどい」に参加させていただきました。
参加者の多さから京大農場の跡地問題への関心の高さを感じました。参加された方からは、いまのままで充分市民の憩いの場所になっているのに、わざわざ芝生の公園を作ったり、サッカースタジアムのような箱物行政に使われるのは納得できない。跡地の歴史的遺産、自然や農的資源を守ろうなどの意見がありました。立ち消えたように思われた京大農場跡地へのサッカースタジアム建設案ですが地元の住民の方はじめ、市民への説明不足は明らかです。
福岡県の粕屋町というところでは九大農場の跡地利用に小学校の移設や新駅の建設などが予定されているようですが、跡地のあり方を考えるために市民へのアンケート調査などが行われています。その中では市民農園などの農地を活かした利用や自然を残した住宅地などが上位に上がっています。商業地や振興地への利用は下位に留まっています。
高槻においてもサッカー場建設が前提で話が進められていくことがないよう、住民の方へ説明をしっかり行い、幅広く意見を聞くことが重要です。
8月5日金曜日にこの跡地問題が協議される「史跡整備特別委員会」があります。どなたも傍聴可能です。
