新婚旅行をとりやめ、妻とボランティアに行った岩手県にまた一緒に行こうと話ながら、現在にいたります。あの町でお会いした人はどう過ごされているのだろうか。
◆福島県にはこれまでも何度か訪れています。放射性物質の汚染でふるさとから引きはがされた苦悩、帰還しても事故前には戻らない悔しさを現地でお聞きました。
他所から入ってきたゼネコンによって「立派」に整備された「東京オリンピック」の聖火ランナーが走る大通りと、町のはずれに積まれた汚染土とがれき処理施設、増え続ける汚染水。
その対比が、地方に原発を押し付けてきた大都市の利己主義を、えげつない差別の構造を再現しているように見えました。
◆自然災害への対策は多岐にわたります。自然災害そのものは止められないから。
そして避難者や被害者を切り捨てる政治を変えないといけない。
原発事故はいまも終わらずに続いています。
だからこそ、原発は終わりにしましょう。
※3/6「バイバイ原発きょうと」に参加