◆3/16の文教にぎわい委員会で質問した項目のひとつ
◆上記の通り、
四中校区の赤大路小学校、富田小学校、第四中学校
の三校を統合し、施設一体型小中一貫校を富田小の敷地に建設する案が示されました。
◆この学校統廃合は、富田の公共施設の再編も実施する「まちづくり基本構想」として、計画されています。
◆しかし、学校統廃合について地域から「ぜひとも小中一貫校をつくってほしい」という声が上がっているようには思えません。
本当にいま学校統廃合が必要なのか、地域の意見を聞いて判断すべきですが、
下のように
◆地域には6月から9月のワークショップ後、12月に基本構想のパブコメをするというスケジュールになっていますが
急ぎすぎでない?
◆豊中市では3年かけて意見交換会や住民説明会を複数回開催したのちにパブコメを実施していましたので、高槻市、なんか急いでます。
全国でも、小中一貫校建設が白紙になったりする例もありますし、最近では近くの交野市で小中一貫校建設をめぐって住民投票を求める動きもあります。
交野市の学校再編「住民投票で」 署名活動スタート:朝日新聞デジタル (asahi.com)
学校統廃合で反対意見としてよく出されるのが、「通学路」の問題。
学校を集約するわけで当然、通学距離が長くなるケースが出てきます。そこで通学距離を質問すると、
富田小跡地に小中一貫校を建設した場合は、最長で通学距離が2キロになるとのこと。
1年生に2キロはきついって・・・ランドセル重すぎ問題も解消されてないのに・・
そして富田の場合は電車の踏切を渡らなければいけません。
これ以外にも、例えば学校跡地に住宅開発があった場合、生徒数が急増することも考えられますが、現時点でも富田小200名、赤大路小547名、第四中366名で
合計1113名のマンモス校になります。そこにさらに児童が増えることは現時点で想定していない模様・・。
これらは教育の中身の話ではありませんが、施設一体型の利点を説明するその前に、生徒や保護者、地域が一貫校建設をどのように受け止めているか、何が問題になるか、
その把握が重要で、場合によっては計画そのものを見直す必要があると思います。