◆昨日、市議会が閉会。
今議会の大きな議題だった市営バス高齢者無料パスの一部有料化（70歳～74歳まで無料から一乗車100円に）が賛成多数で可決されてしまいました。
とても残念です。
各会派、各議員の賛否は以下
●賛成26（議長除く） 公明、維新、自民・無所属、立憲民主党、市民連合、無所属の中浜議員
○反対7 共産、活憲（私が所属する会派）、無所属の北岡議員
◆なぜこんなに急いで可決しなければいけないのか。
低年金、生活保護世帯など低所得者への配慮をしないのはなぜか。
有料化での運賃収入は年8000万円と市の想定。その額なら市で負担できるのでは？
多くの疑問に市はまともに答えず、とにかく「制度を維持するため」で押し切る。
◆現状維持を求める請願署名は28847筆も集まり、署名も3000筆提出されました。
32000筆もの市民の声に向き合わず、市長提案を修正も付帯決議すらなく、そのまま丸呑みする議会。
どんな議案も自動的に通すような議会でいいのか。二元代表制はどこにいったのでしょうか。
◆採決後、市バス民営化検討について一般質問でとりあげました。
高齢者無料パスの有料化と民営化はつながっていると指摘し、
全国屈指の優良な財務状況、かつ高齢者無料パスの有料化で今後10年は収支が安定すると市は説明しているのだから、なんでいま民営化を検討しているの？
民営化検討は凍結すべきだと要求しましたが、
市の答弁は「民営化に限らず、さまざまな手法を検討・研究します」と答弁。
ちょっと待てぃ！
民営化に限らないなら公営でバス事業を続けるでええやんか。
そんなに市バスを民営化したいのか・・・
バスにお金かけたくないんだな。
巨額の予算を要するJRの新駅設置には前のめりなのに・・・。まったく。
◆落ち込んでいられない。
有料化が決まったから終わり、ではなく
民営化の動きも含めて、今後の動静をきびしくチェックしていきます。
