高槻市議会議員 高木りゅうたのブログ

高槻市議会議員・高木の活動日記

議会初日


※先日仕込んだ味噌。麹が多いので白味噌になるかも。
◆3月議会がはじまりました。
市長の施政方針の後、即決で条例案補正予算案の質疑に。
条例案は昨年の人事院勧告に基づいて一般職員の給与を0.4%引き上げるもの。
ですが、一般職員とあわせて特別職と市議会議員の期末手当を引き揚げる条例改正もひとまとめに上程されました。
◆ちょっとまった。一般職の公務員が人事院勧告をうけて給与改定をするのはわかる。
でも特別職と市議会議員は報酬審議会で報酬のあり方を議論できるはず。
現に他市では報酬審議会の議論を経て市議会議員の期末手当については据え置きという判断をしている。
◆多くの自治体が慣行として一般職の給与改定にあわせて議員の期末手当の支給率を改定していますが
議員が人事院勧告に従わなければいけない明確な根拠はありません。
◆昨年も議員の期末手当が一人年間約8万円引き上げられ、今回も同額の約8万円アップで、2年で約16万円の増加。
これが多いか少ないかということよりも、何の気なしにこれまでの慣行を続けるのではなく、主体的な議論のもとみずから上げるのか、下げるのかの判断をしなければいけません。
ということで議論なき期末手当の引き上げには反対。引き上げ分は法務局に供託します。
補正予算ではマイナンバーに関連した自治体情報セキュリティ強化について質問。
年金機構の個人情報流出を受けて、自治体の情報ネットワークからインターネットを分離するための補正予算5,980万円。
しかし予算措置が十分でなく、高槻市の行政事務端末(パソコン)2300台のうち、何台インターネットを使えるようになるのか現時点で不明。
ネットを使える端末が限定されれば必ず自治体業務に影響が出ます。
自治体セキュリティクラウドの導入も含め、国はセキュリティ強化に250億円の補正予算を組みましたが
嗚呼、金食い虫のマイナンバー・・・。いったいいくら税金をつぎ込めばいいのか・・・。マイナンバーさえなければ・・・。
◆その後は16年度当初予算などの説明がありました。
7日月曜日に市長の施政方針に対する各会派の代表質問が行われます(無所属は代表質問はできません)。