高槻市議会議員 高木りゅうたのブログ

高槻市議会議員・高木の活動日記

専決処分

教育委員会定例会を傍聴。
案件のひとつは2016年度のいじめ・不登校の現状について。
小学校でのいじめの認知件数が5、6年生の男子で急増(昨年度は5年生2件→23件、6年生5件→25件)。
ただし市教委の報告ではほとんどのケースが解消したということになっています。
◆それと中学校2年生の不登校が二倍増に(昨年度64件→112)。
理由は千差万別だと思いますが、どういった背景から不登校になったのか、その分析がされているのかが、不明瞭。
今後の対策については現在の各施策を充実させるといったことですが、なにをどのように充実させるかまで、明らかにされませんでした。
◆そして先日ブログにも書きました。
大阪府労働委員会の命令について概要コチラ
高槻市は府労委から出された、法違反を認めて労働組合に謝罪せよとの
命令の取り消しを求める訴訟を行うと報告。
市議会が閉会中なので、市長の専決処分で提訴することに。
この件について教育委員からは質問も意見も出されず、市の提訴はあっさりと承認されました。
市は府労委の命令を真摯に受け入れようとせずに、またも不毛な訴訟をするのか。税金で。
市議会には9月議会で提訴の承認案が出されるものと思われます。
教育委員会はできるだけ傍聴していますが、議論は非常に簡素。もっと掘り下げた議論をしていいはずです。
委員が職員に「これはどういう意味ですか」とか聞くだけ聞いて終わるというやり取り多し。
教育委員それぞれがどういう考えをもって市の教育行政に携わろうとしているのかよくわからない。
もったいないなぁと思います。