高槻市議会議員 高木りゅうたのブログ

高槻市議会議員・高木の活動日記

自治体議員と市民で脱原発を


越前市議 山崎隆敏さん

福島県大熊町議 木幡ますみさん
◆反原発自治体議員・市民連盟関西ブロックの結成集会を高槻で開催。
特別講演では元越前市議の山崎隆敏さんから原発が地域経済の振興に役立たないことを様々な観点から説明が。
原発停止イコール立地地域の経済停滞」というステレオタイプがいまだに一定の説得力を持つなか、実態としては
原発関連の産業がすでに主要産業ではなくなっていること、
敦賀信用金庫が行ったアンケートで原発停止による売り上げ減少について原発立地地域事業所の52%が影響なし、
10%以下の影響があると答えたのは33%(10%以下は危機的影響といえないとすれば事業所の8割近くが原発停止の影響は小さい)
との調査結果の報道(2015年朝日新聞)があったことなどを示し、原発に依存し続けることによる地域経済の危険性についても話してくれました。
◆特別報告では福島県大熊町議の木幡ますみさんからは先日報道のあった福島原発炉内で溶け落ちた燃料について
「どうやって取り出すのか、いまでも原発作業員が被ばくで健康被害が多いのに」
「取り出したとしてもそんな危険なものをどこに捨てるのか、大熊町になるのだろう」
「それで国は町に帰れと言う、無責任」
と、原発事故の影響がいまだに収束しないのに帰還が強行されている実態などについて話してもらいました。
◆集会には近畿圏内の自治体議員や、反原発で活動する市民のみなさんが多く駆けつけ、盛況に終わりました。
でも大事なのはこれから。
若狭の原発群を止める動きを広げていかなくてはいけません。