◆昨日は所属する文教市民委員会の協議会があり、今年度の市民生活部、教育委員会の各部署の所管事務についての説明を受けました。
◆そのなかで共通番号制度（マイナンバー）の今年度の事務内容の報告がありました。
◆この間、共通番号制度導入による個人情報の漏えいを指摘してきましたが、今回の年金情報の漏えい問題は、やはりというか、ほんとに深刻です。
◆3000億円もの税金を投入しながら、番号制度はいまのところたいしたメリットはありません。
利便性を上げようと番号制度の民間利用を広げれば広げるほど、今回のような個人情報漏えいのリスクは高くなっていきます。
◆個人番号が犯罪に利用されないという保障はなく、今回を上回る規模の個人情報漏えいもないとは言いきれません。
◆今国会で、あっけなく衆議院を通過した番号制度の対象情報を拡大させる「マイナンバー法改正案」ですが、今週にも参院で可決かといわれていましたが、
漏れた年金問題で採決は先延ばしになったようです。
◆そもそも制度がまだはじまっていないのにもかかわらず、番号利用の拡大をしようとすること自体が問題ですが…。
◆いまだ世間に認知されていない番号制度の問題点に焦点が当たったことはいいのかもしれませんが、このような形でというのが残念でなりません。
