高槻市議会議員 高木りゅうたのブログ

高槻市議会議員・高木の活動日記

SSW


◆今週土曜日は「戦争法(安保法制)いらない! 市民ウォーク」。
13:30に城跡公園グラウンド(第一中前)から市内をデモ。ゴールは松坂屋
その後、15:00からJR高槻北側ターミナルにて各政党の国会議員や市民による街頭演説があります。
今夏の参院選(ダブル選挙かも)をむかえ、ここで弾みをつけてアベ政治に引導を! ぜひご参加ください。
◆3月議会は中盤に。文教市民委員会に出席。
条例案では消費生活センター条例一部改正と小中一貫教育学校検討委員会設置のための条例改正について質問。
小中一貫教育は現在、連携型と称して各中学校区で行っていますが、来年度は小学校と中学校を統合する施設型の一貫教育校について検討するため外部の委員会を設置するとのこと。
しかし、なぜ施設型が必要なのかの理由が現時点で不明確。
級数の減小や校舎の老朽化などハード面からなのか、中一ギャップ解消や学力向上などソフト面で施設型のほうがよいとの判断か、もしくはその両方か。いずれにせよ、判断材料となる詳細な説明が何も提示されていない。
◆来年度から連携型小中一貫教育が全校区で実施されるので、来年度以降に連携型の効果や課題を洗い出して検証してからでもいいのではないか、現時点で施設型を検討する理由は何かと問いましたが明確な答弁はなし。
前のめりに議論を進めると生徒や保護者、地域に混乱を生じさせかねません。
◆予算ではマインナンバー、スクールソーシャルワーカーなどについて質問。
マイナンバーカードは先月中旬から交付開始。
カードの申請数は27,997枚(3/3時点)。しかし交付したのは1,380枚(3/10時点)と少ない。
来年度、マイナンバーカードを使ってコンビニで住民票などが受け取れるようになりますが、どうもカードを取得を誘引しておらず(そんなにしょっちゅう要るものでもないし当然か)、
今年度、コンビニ証明書発行のためにシステム改修など初期費用だけで7,000万円の予算が計上されていましたが、このままだと証明書一枚の発行経費数千円。といったことになりかねません。
マイナンバーカードは必要ないとする僕にとってはカードの交付数が少ないことは歓迎すべきことですが、税金の無駄遣いは大問題です。
◆また報道があったJ-LIS(地方公共団体情報システム機構)のサーバーのシステム障害によるカード交付の遅れが高槻市でも発生したとのこと。
2017年からは全国の行政機関で個人番号のやりとり(情報連携)が行われますが、ここで使用される中間サーバーはほんとに大丈夫なのか? 行政事務が滞り、市民生活に影響が出るのでは。嫌な予感しかしません。
◆スクールソーシャルワーカー(以下SSWr)事業では現在25人のSSWrを3人に減らし、小学校に配置していたのを教育委員会からの派遣型に変更するとのこと。
昨年度、SSWrが支援した児童数は3,865人、支援件数は4,295件。
これ、ほんとに3人で対応できるのか? しかも中学校への派遣もはじめるというのに・・・。
◆いじめや不登校のほか、こどもの貧困問題にも取り組むSSWr。
国もこどもの貧困問題に対応するためSSWr増員のための予算を組むなか(全然十分ではないですが)、
もっというと、掘り起こせばさらに支援が必要なケースが潜在しているかもしれないのに、いまの流れに逆行し事業を後退させる変更だと予算に反対しました。
◆うーん、それにしても今年度から改選時の議席数削減で委員が一名減り、議論の幅がせまくなった気がする。