14日（水）の総務消防委員会で京大農場跡地に整備が検討されている防災公園に係る三議案が継続審議となってから3日後の17（土）、一部の新聞で防災公園の上面利用の一案として挙げられていたガンバ大阪の新スタジアムが、ホームタウンの吹田市万博公園内で建設する協議が行われると報道されました。
ガンバは来月に新スタジアムの建設地を公表すると聞いていましたが、それより早く公表される結果となりました。
経過を見ていかなければいけませんがガンバは一刻も早くスタジアム建設に着手したかったということです。
そういう意味で高槻市の審議延長はありえなかった。市が京大農場の土地取得に突っ走ったのはそのためだったのか、それともすでに諸々の結果を見越して義理人情的に議案を上程したのか…現段階ではいまいち釈然としません。
とにもかくにも防災公園街区整備事業は今後も重要な検討課題であることに変わりありません。
防災公園の在り方については長い目で考えていく。農場の自然を守り壊さない、これが重要だと訴え続けていきます。
→そしてお知らせです。
先週日曜日、9.11アメリカ同時多発テロから10年が経ちました。その後のアフガニスタンへの米軍侵攻による死者は双方含め同時多発テロをはるかにしのぐものになっており、ビンラディン死後もアフガニスタンの状況は泥沼化したままです。そしてこういった「テロとの戦い」ばかりが取り上げられ、実際のアフガニスタンという国の現状についてはあまり知られていません。長きにわたって戦乱に巻き込まれ、天災によって村々が消滅し、難民化するも住民も多くいるアフガニスタン。
そんなアフガニスタンで日本人医師・中村哲氏が30年にわたって現地で医療活動、水源の開拓、復旧活動、灌漑事業などの活動を続けておられます。今回はその中村医師が代表を務める「ペシャワール会」の事務局長・福元満治氏に会の活動とアフガニスタンの今について語っていただきます。日程は以下の通りです。どうぞお越しください。
「ペシャワール活動報告会」
日時 9月25日（日） 13：30〜15：30
場所 現代劇場 2階展示室
入場無料
お問い合わせ 北摂・高槻生協 072-688-4878
講師の福元満治氏
灌漑事業によって復活した畑
