高槻市議会議員 高木りゅうたのブログ

高槻市議会議員・高木の活動日記

◆三月議会の報告も含む「りゅうた通信」です。
りゅうた通信no.21.pdf 直
通信はいつも自分で作っているのですが、今号は選挙の準備等もあって他の方にお願いしました。
ですのでいつもと少し趣向が違います(なぜかにんじんの絵が多いですが特に意味はありません)。
◆新年度になりました。テレビでは日常品が値上がり、軽自動車税増税。それなのに賃金は増えない。暮らしがいっそう苦しくなると伝えていました。
しんどさを増す庶民の暮らしを底上げするには、その場しのぎのプレミアム商品券では到底解決できません。
◆そして今年から生活保護世帯の住宅扶助費と冬季加算分が総額190億円の削減に。
住宅扶助費は家賃として給付されるもの。
◆当事者の方から「7月から引き下げるとの通知が市役所から来た。いま住んでるところを出ていかないといけないかもしれない」と不安の声を聞きました。
市の担当課に聞くと「国は経過措置等を設けています。が、引越しせざるを得ない人は出てくるでしょう」とのこと。
ただでさえ、保護世帯の住環境は決して良いとはいえず、高槻市内で住宅扶助の限度額でも良い物件を探すのは一苦労だと聞いています。そのなかでの削減。
障がいのある方などは、バリアフリーの住居から出て行かざるを得なくなるかもしれません。
◆消費税増税と物価の上昇のなかでの生活保護削減。
貧困問題に取り組むNPO法人もやいの稲葉剛氏はHPで
あまりに非人道的な生活保護の住宅・冬季加算ダブル削減方針と政府を糾弾しています。
貧困層をさらに苦しめ、一方で大企業は法人税減税で大儲け。
アベノミクスの恩恵を全国津々浦々まで」とは冗談にもなりません。