高槻市議会議員 高木りゅうたのブログ

高槻市議会議員・高木の活動日記

3月議会閉会

◆3月議会が閉会しました。
この一カ月、長かった…。
昨日は2議席の定数削減条例の質疑、そして継続審査の動議、反対討論と
できるかぎり踏ん張りました。
しかし!
2議席減の根拠、定数減による
影響についてなど、なぜいま定数を削減しなければいけないのか
提案者からはぐらかされたまま5時間の議論も空しく
最後は数で押し切られ、
賛成多数で可決しました。
対案として提出した2議席分の報酬削減条例案は反対多数で否決されました。
市民や外部識者などを交えた客観的な議論もせず、非民主的に条例を提出したことに
定数削減を掲げる2会派からも批判の声が上がるほどでした。
◆来年4月の改選から2議席減りますが「かくして議会は○○になった」
さて○にはなにが当てはまることになるでしょうか。

新農薬ネオニコチノイドが日本を脅かす―もうひとつの安全神話
◆そして今日は一般質問。
高槻の食と農についてということで
林業振興ビジョン、学校給食の米飯給食、ネオニコチノイド系農薬
について質問。
こちらをクリック→ネオニコチノイド系農薬
とは世界中で発生し
数年前に問題になった
ミツバチの大量死、大量失踪の要因とされている新しい農薬です。

ハチはなぜ大量死したのか
◆これまで人体への影響が少ない農薬といわれていましたが
昨年12月、欧州食品安全機関が「人体に影響がある」とし、二種類のネオニコ農薬の人体許容量の
基準を厳格化しました(フランスでは農薬の使用そのものを禁止に)。
しかし日本では規制強化どころか規制緩和へと政府は動いています。
日本の多くの田んぼでこの農薬がカメムシ防除用に使われています。
高槻市も例外ではありません。実証はできていませんがミツバチの大量失踪でなやむ養蜂農家が高槻にもいます。
そこで高槻の田んぼでの使用状況をふくめ、安全を確認するために残留農薬の検査に
ネオニコ系農薬を追加するよう要望しました。どうなることやら。
その他の議会報告は「りゅうた通信」にて。