「オスプレイ配備に反対する9/9県民集会」翌日の琉球新報の四コマ漫画です。
島の平和が軍機によってズタズタにされる。
作者の想いが込められた漫画です。本土の新聞でこんな秀逸な四コマ漫画、掲載されることはないでしょう。
1945年6月頃に「本土爆撃」のために米軍が建設した普天間飛行場。
そこにもともと住んでいた人々は強制的に立ち退きを余儀なくされ、かといって地元を離れることができず
飛行場周辺に住むしかなかったという事実があります。
安保6条は米軍装備の重要な変更に関して、
政府は事前協議で「拒否すると言える」こととされていますが
いままで一度もそれがなされたことはありません。
沖縄の主権は踏みにじられ続けたまま。
これのどこが「同盟」なんだと思います。
9/9の集会に参加した仲間は、集会会場で「安保破棄」という、とっくに死語だと思っていた言葉を目にし耳にし、
沖縄ではリアルな言葉のままであることに気づかされたと言っていました。
先日お話を聞いた沖縄国際大教授の前泊博盛さんは「抑止力ってなんですか、目の前にもってきて見せてください」と
抽象的で曖昧な「抑止力」のための軍隊や基地が、沖縄の平和をいままで何度も脅かしてきたことを批判していました。
オスプレイは本土飛行も行われようとしています。
オスプレイ問題、基地問題、安保問題は他人事ではありません。
