高槻市議会議員 高木りゅうたのブログ

高槻市議会議員・高木の活動日記

3月議会


3月議会が始まりました。
市長の施政方針、今年度の補正予算、来年度の当初予算、条例の制定・改正の説明があり、即決案件もありました。
契約案件では2001年度から2011年度までの土地買収と教科書購入の計5件が議会の議決を経ずに契約が行われたことが発覚。
今回改めて議会の「追認」を求める案件として上程されました。
契約時の職員の失念(要するにうっかりミス)や、契約期限に迫られてチェックが抜け落ちたとのことですが、
議会の議決権を無視した行為で看過できるものではありません。
市長はじめ関係者の給与カット、戒告、訓告処分がなされました。
非常に悩みましたが、契約の中身そのものに大きな問題点は見えず
この追認が悪しき慣例にならないよう、しっかりと再発防止をすることを確認し、追認しました。
今回の顛末を市民に説明し、職員の意識改善(というよりもチェックを怠るほど急かされて、対応できない職場環境なのか、過重に働くような職場環境なのかわかりませんが、それも見直すべき)
と再発防止の幾重ものチェックが働くようにしなければいけません。
議会はこの日程で行われます⇒http://www.city.takatsuki.osaka.jp/shigikai/gikainittei/teireirinji.html
今議会は自分が何を考えているか、どんな問題意識があるのか行政や市民のみなさんにちゃんと伝わる質問をするようがんばります!

●写真は今週見学に行った京都市山科区の就労支援施設オリーブの会が自家生産している干し大根。
オリーブの会さんは20年以上、地元で活動しており、地元の耕作放棄地を借り受け、野菜の生産・加工・販売と6次生産もされています。
農業部門の売り上げは作業所全体の8割(!)を占めるほどで、地元スーパーでは顧客がいるほど認知され人気もあるそうです。

専用コーナーですがこの日は野菜の出荷はなしでした…。
1300坪もの畑を利用者さんだけで維持するのは難しく、地元の農家さん12名が生産会を組織して、すべてボランティアで畑の維持管理をされています。
すごい。おそらく高槻で同じ規模でやっているところはないでしょう。
就労支援、耕作放棄地再生など高槻にも共通する課題解決に大いに参考になりました。
昼食は別の就労支援事業所が運営するカフェでオリーブの会さんの干し大根や野菜を使ったランチを食べて帰りました。
忙しいなか、ありがとうございました。