高槻市議会議員 高木りゅうたのブログ

高槻市議会議員・高木の活動日記

議会報告&活動報告を収めた「高木りゅうた通信〜原の畑からこんにちは〜」ができました。
ページ作成ソフトで自分で編集・印刷しています(経費を抑えるため…)。まだまだ中身は試行錯誤が続きますがどうぞ見てやってください。
高木りゅうた通信「原の畑からこんにちは」.pdf 直
通信の制作や発送作業などがあってしばらくブログも更新が滞っていました。

11月13日(日)
市民会館横の野球グランドで行われた「農林業祭」と第一中学校が会場だった「食育フェア」に行ってきました。

林業祭では顔なじみの方を店先や賞状授与式で見かけたので、ちょっと親近感のある催しでした。
ぼくが出席させてもらった開会式のなかではTPP問題も少し触れられていましたが、耕作面積が広くなく、兼業農家の多い高槻ですがTPPに参加すれば何かしらの影響が出てくるかもしれません。
TPPの議論の中で日本の農業が海外に打って出て競争に勝つという話をよく聞きますが海外の食糧に依存している状況でこの論理は破たんしています。
自国の食糧保障を投げ打って農業を輸出産業にするなど自殺行為といえます。
力ある者だけが生き残り、あとは淘汰されても仕方ないというのはもうやめにしなあかんと思います。
農的暮らしの営みと経済性のみを追求する考え方は相容れない部分が多分にあります。そのことを前提に高槻の地で、この先農業がどのように位置づけられていくのか、生産者、市民、行政など全体で考えなければいけない問題だな…。などと思いながら(ほんまかいな)来場者でにぎわう会場を出て、食育フェアへ。
水道水の飲み比べ、各小学校の学習田の取り組み、カロリーや栄養素が測れるサンプル食品を使った食事バランステスト、などなど。子どもから大人までを対象とした盛りだくさんの内容でした。

食事バランステストは計測後、栄養士さんが一対一でアドバイスをしてくれました。
ちなみに僕は屈辱の「野菜不足」との診断結果…汗。家に帰って早速去年買ったタジン鍋を引っ張り出して野菜を大量摂取することにしました。
それはさておき、農林業祭と食育フェアを同じ日時、すぐ近くの会場で開催しているのはすごくいいことだと思います。市民が生産者と交流し、食の大切さを知る。いかにTPPが暮らしの基本をないがしろにしているかが見えてきます。