高槻市議会議員 高木りゅうたのブログ

高槻市議会議員・高木の活動日記

文教市民委員会

今日は高木が所属する文教市民委員会協議会があり、今年度の事務報告(担当部署=市民参画部・教育管理部・教育指導部の各課が取り組んでいること)がありました。協議会ではざくっと説明があっただけなので、気になる個所はさらに調べてみないと報告の中身がよくわからないものもありました。
・今日、国会では不信任案が衆議院に提出されました。なぜこの時期なのか理解に苦しみます。震災まで政争の具にするとは、被災地に無情すぎます。こんなことをしていては政治に対する失望はますます深まるのではないでしょうか。
現段階で選挙をやってまっとうな選挙になるはずありません。それどころか自民党はなぜ政権から引きずりおろされたのかの反省の色すら見えません。原発行政を推し進めてきた責任の所在もはっきりとさせないで政権批判に明け暮れる…。批判されるほうも問題だけど元政権党は旧態依然、いやへたすりゃもっとひどいかも知れない。そんな政権交代は望みません!もっと工夫と知恵を出しあうときです今は。
・そして大阪府では橋下知事の号令のもと「君が代斉唱強制条例」が明後日採決されようかという局面を迎えています。
タイミングを見計らったように先日、東京都では起立命令が合憲とされる最高裁判決がありました。到底飲み込めるような判決ではありませんが、教育現場に強制や不利益処分は可能な限り謙抑的であるべきとの裁判官の言もあり、今回の判決が独善的に条例で思想の自由を侵害しようとする橋下知事の考えを追認するものではないと思います。先生はロボットではなく一人の人間です。人間として思想の自由が尊重されるべきです。政治が自ら進んで排除の論理を振り回すことはあってはならないことだと思います。
こどもは成績重視の競争を強いられて、そして先生は一つの考え方で縛られ、背けば首が飛ぶ恐怖に駆られる…。こんなことでは教育現場の荒廃はさらに進むのではないでしょうか。一方的な条例の可決は、こどもたちに君が代について、なぜ反対する人がいるのかについて考えてもらう機会を奪うことになり、教育の多様性も失われる気がします。
君が代強制条例化は全体主義の入口になる危険性大です。抗議の意を表します。