高槻市議会議員 高木りゅうたのブログ

高槻市議会議員・高木の活動日記

意見書と訴訟

◆任期最後の議会が終わりました。

19年度予算と条例の採決の後、議員提出議案の提案理由の説明と、採決があり、

会派で提出した「国と沖縄県との誠実な対話を求める意見書」

賛成15、反対17否決となりました。

◆昨日は玉城デニー知事が辺野古工事を止めて、政府との協議を求めましたが、

安倍首相は応じる気配なく…。

意見書が採択されれば、少しでも後押しになるかなと思っていましたが、非常に残念です。

 

◆こんな悲しいニュースも・・・


辺野古の埋め立て工事との関連は本当にないのでしょうか。

政府はこのような状況で、新しい区画の埋め立ても始めようとしています。

あまりにもグロテスクな所業です。

◆ひどい所業といえば・・・

議会閉会前に、英語指導助手への不当労働行為認定の取り消し訴訟の報告がありました。

ことの発端は、4年前。姉妹都市オーストラリアトゥーンバ市から来ていた英語指導助手が、市に雇い止めの撤回を求めて労働組合に加入したことを理由に、市教委が卒業式を混乱させると決めつけて、出席を認めず、これを大阪労働委員会が不当労働行為と認めました。

高槻市は認定を不服として、取り消しを求めた訴訟を提起、一審は市の主張が認められましたが、二審の大阪高裁で市が敗訴。

市は最高裁に上告していましたが、今月5日に訴えが棄却され、市の敗訴が確定しました。

◆先週、今週と小中学校の卒業式に行ってきましたが、おそらくALT(外国語指導助手)だろう方が卒業生を見送りに式に出席していました。卒業生とのあたたかな交流がありました。

労働組合に対する不当な扱いで、卒業生を祝うことができなかった当時の英語指導助手は悔しかったことだろうと思います。

市教委には猛省を促したいです。

◆議会では、市長から選挙立候補への言及もあり、議長からは今年度で退職される理事者、市職員のみなさんへの挨拶もありました。

みなさま本当にお世話になりました。ありがとうございました。