5月12日、新人議員対象の説明会がありました。
議会についての基本的な説明が中心でした。議会の変遷や過去の議会たよりを編集した冊子、市予算についてなど、重さにして20キロはありそうな量の資料を頂いたので、時間がかかっても目を通します。
見た目が完全に大学浪人生風(いまだにビールを買うときに年齢確認される)なので、市役所内で「だれだこいつ」みたいな視線を感じますが、徐々に浸透するようにがんばります！
説明会の最後は防災服のサイズを測りました。この先防災服を着ないことを祈りたいですが、自然と共に暮らす限り、災害は避けられません。
じつはこの日、説明会の直前まである先輩のご厚意で3.11に岩手・大槌町に緊急出動された高槻市消防署の方たちから現地報告をしていただく席に僕も参加させてもらいました。震災直後から長時間の移動で睡眠もとれないまま現地に到着し、情報不足のなか被災者の捜索にあたったとのことで、職員の方の任務に対する真摯な態度に頭が下がる思いです。現地の写真を交えてのお話でしたが津波に押し流された瓦礫で、街の様相が一変し、現地の地理状況が全く分からないなかでの捜索活動だったそうです。行政機関も完全にストップした中で、近隣の住民の方の「○○さんはこの時間あそこに行ってるはず」という人のつながりのなかからの情報が捜査活動で一番ありがたかったことだと仰っていました。
この救援活動が高槻での災害時初動態勢等を再考する上で、重要な経験になったと仰っていました。
