◆辺野古新基地建設の是非を問う県民投票は反対票が71%を占め、改めて基地反対の民意が示されました。
しかし安倍首相は
「投票の結果を真摯に受け止め、基地負担軽減に向けて全力で取り組んでいく」
とあくまで埋め立て工事を強行する姿勢を示しました。
いやいや、
どうしたらそういう解釈ができるの?
これ投票用紙ですが、「普天間飛行場の代替施設として辺野古に計画している米軍基地建設のための埋め立てについて」って書いているじゃないですか。
辺野古新基地建設が基地負担の軽減(普天間基地の代替施設)にならないと多くの県民が反対票を投じて意思表示をしたのに「結果を受け止め、全力で辺野古を埋め立てます」って・・・。どんな受け止め方しとんねん。
結果を受け止めるなら全力で基地建設を止めなさい!
◆辺野古沖の水深90メートルには軟弱地盤があり、政府は地盤改良として砂の杭を打ち込むとしていますが、まったく前例がない工事。そもそも90メートル下に杭を打ち込める船が無い。
成功するかもわからず、いつ完成するのかも不明。完成しても長期間地盤沈下が起きると指摘されている。
普天間基地はいつまでも残ったまま。
◆政府の欺瞞を沖縄の人たちは見透かしている。
安倍首相には、地方自治を民主主義を蹂躙した代償は大きいということを、来る選挙で示さないといけません。