高槻市議会議員 高木りゅうたのブログ

高槻市議会議員・高木の活動日記

写真展


◆8/29〜8/31まで「戦後はまだ・・・刻まれた加害と被害の記憶」と題した写真展を開催しました。
70名の戦争体験者の写真と証言を同時に展示。
日本軍慰安婦、空襲被害者、原爆被爆者、人間魚雷元特攻隊員、元軍医・・・
各人の壮絶な体験が戦争の本質とはなにかを物語っています。
敗戦69年が経過し、過去の侵略戦争を正当化する動きがあるなか、
それがいかにおろかで間違いであるか、当事者の証言を読めば明らかです。

◆30日には写真を撮られた山本宗補さんをお招きしお話いただきました。
「取材当初、戦争体験者のあまりに過酷な話に、本当なのか疑う気持ちがあったが、
取材を重ねるうちに確信に変わっていった。
権力者のいうことをそのまま受け入れてはいけない。それは戦争への道につながる。
過去に犯した罪を償おうとせず、責任を果たそうとしない状況が69年たっても続いている。
ほんとうの意味での「戦後」はまだ来ていない。わたしたちはそれを忘れず、告発しなければいけない」
いただいたサインには「抗い」の一字。
気骨ある、情愛を持った方でした。
必見の写真集です。
山本宗輔 「戦後はまだ… 刻まれた加害と被害の記憶」

高槻市で民族・人種差別を助長、煽動する団体に対し「ヘイトスピーチを許さない市民の会」が発足しました。HP→http://nohatespeech-takatsuki.tumblr.com/
山本さんが取材したある戦争体験者は
「自分が軍国主義に染まったのはシナ人は汚い、朝鮮人は劣等民族だと叩き込まれたからだ」と証言しています。
同じことが繰り返されようとしています。
NO HATE NO RAICISM
の声をあげ、高槻をいかなる差別行為も許さないまちに!!