高槻市議会議員 高木りゅうたのブログ

高槻市議会議員・高木の活動日記

今こそ脱原発へin川西市

28(土)川西市で行われた「今こそ脱原発へ5.28集会」に行ってきました。
集会で印象に残ったこと。
・元京大原子炉実験所の小林圭二さん 「国はなんとか原発存続を考えている、計画停電も電気需要の逼迫を植え付けるいわば脅しのようなもの、実際は原発の発電分がなくなっても、夏場のしかも昼間の数時間さえ需要を抑えるだけでいい」「とにかく子供を放射能から救わなければいけない」「原発内で作業する被ばく労働者の非人間的扱いを止めなければいけない」
衆議院議員服部良一さん 「全国原発54機中、現在稼働しているのは17機」「実効性ある安全対策の実施と事故の収束・検証をし、なおかつ住民、国民、諸外国に理解を得る」「これが12年3月までに実施されなければ全機定期点検に入り、実質稼働は0機になる、短期にこしたことはないが、計画的に原発の全廃を目指す」
・彫刻家 金城実さん 「沖縄の基地と原発の問題は根っこは同じ」

フランスで行われたG8サミットで、参加国ドイツが脱原発を示していながら、原発震災当事国である日本の管首相は原発存続を前提とした態度。原発を辞める気なし。ほんとに情けない…。
集会は「脱原発は市民の手でつくっていくほかない」という言葉で締めくくられました。
基地問題もそうですが事実を知ることが限定的で、無関心が広がる。そのなかで粛々と原発行政は推し進められてきました。
福島の深刻な状況、原発の無慈悲さを見せつけられたいま、脱原発を国民的関心事にしていかなければ、いつの間にか元の木阿弥になってしまいます。それだけは避けなければいけません。

左から小林さん、服部さん