高槻市議会議員 高木りゅうたのブログ

高槻市議会議員・高木の活動日記

特別支援学級の見直しに対する高槻市への要望書と回答

◆新年を迎えました。本年も引き続き、よろしくお願いいたします。

12月議会の一般質問で再度取り上げた「特別支援学級見直し」ですが、

※過去記事はこちら

●特別支援学級・通級指導教室 文科省の通知 高槻市は・・・ - 高槻市議会議員 高木りゅうたのブログ (hatenablog.com)

●特別支援学級の画一的な「週半分以上」文科省通知がもたらすもの - 高槻市議会議員 高木りゅうたのブログ (hatenablog.com)

同じ12月に、保護者の方が高槻市に要望書を提出(12/9付)されました。以下、抜粋です。

 

これに対する市の回答はこちら↓

回答.pdf - Google ドライブ

◆それとなく答えているようで、実際に来年度からどのような状況になるのかは、回答からはわかりません。ちなみに回答は私の一般質問に対する答弁とほぼ同内容でした。

「インクルーシブ教育を進めてきた」とありますが、であれば、支援学級の生徒を通常教室から引きはがす、こどもたちを分離する内容の文科省の通知を踏まえた見直しは見送るべきではないでしょうか。

吹田市茨木市はとりあえずですが、来年度からの見直しは見送るようですし・・・。

◆学校現場でも、現時点では来年度の支援学級や通級指導教室、通常学級での支援体制など、まったく見通しが立っていないようです。

◆支援学級にこどもさんが在籍している保護者の方から「支援級の先生が障がいのあるこどもへの知識や経験不足で不安を感じたことがある」と聞きました。

教員が経験を積むための支援や研修などがまだまだ十分ではない状況で、本当に来年度から見直しを行って回答にあるような「特別支援教育の充実」になるのでしょうか。

むしろさまざまな混乱が起きる気がしてならないのですが・・・。

ご覧になった当事者の方など、みなさんのご意見等お待ちしています。