高槻市議会議員 高木りゅうたのブログ

高槻市議会議員・高木の活動日記

議会閉会


※写真は夏に訪れた辺野古キャンプシュワブゲート前テントに設置された看板。いま朝晩問わず現地でがんばっているみなさんに連帯の気持ちをこめて
◆17日で12月議会が閉会。一般質問は臨時・非常勤職員の処遇について、もうひとつは共通番号制(マイナンバー)について質問。
◆全国で問題続出のマイナンバー制度。
高槻市では通知カードの初回配達が12月10日に終了しましたが、12月11日時点で3,115通が郵便局で保管、市役所には10,086通が返戻されています。
なお受け取り拒否分は郵便局で処分され市には件数の報告がされていません。・・・なぜ報告しない?
◆戻ってきた通知カードは市職員が休日出勤し、市役所にカードを取りに来るよう要請する文書の発送作業に追われています。大変です。
通知カードは来年4月末に受け取りがないと廃棄します。現在全国の役所に戻ってきたカードは500万通。仮にそのまま廃棄になるとカード一枚の発行手数料が500円なので
単純計算で25億円が印刷して、運んで、棄てる。ために使われたことになります。
こんなことになるから全世帯に送るなんてこと(というか番号制度そのもの)はやめるべきだったのに・・・。
◆通知カードの再発行はこれまでに7件。そのなかにはDV加害者へ通知カードが送られてしまい、番号変更の申し出があったとの答弁がありました。あぁ懸念していたことが現実に…。
そして来年1月予定の個人番号カードの交付は通知カードの配達が遅れ、2月初旬にずれ込むとのこと(おそらくもっとずれ込むと思います)。いずれにしろ個人番号カードの交付以降も問題が発生するのは必至です。

◆女性が多くを占める臨時・非常勤職員。来年度施行の女性活躍推進法に基づいて自治体は行動計画の策定を義務付けられています。
高槻市では臨時・非常勤には妊娠による勤務時間の短縮、結婚休暇や介護休暇など正規職員で認められている制度が適用されていないものがあり、法的根拠のない最大5年までの任用(雇用)期限が雇い止めを発生させる要因になっています。
◆質問で市の人事課が臨時・非常勤の休暇等の取得状況、その他勤務状況について実態把握をしていないことがわかりました。
実態把握をもとに行動計画には正規職員と同じく、臨時・非常勤職員が働きやすい環境作り、処遇の改善を盛り込むべきです。
◆増え続ける非正規公務員。公務労働の非正規化拡大は、住民生活を支える行政の足腰を弱らせ、いつしか住民の生活に影響を及ぼすことになりかねません。

◆議会録画中継が14日から始まりました。一般質問は年明けに公開されます。
14日の議会運営協議会では「録画開始に伴う議場でのパネル等の使用」について、一定のルールが必要、との判断で12議会での使用は見送り、3月議会までに協議することに。
さっそく今議会でパネルを使おうと工作していた議員からちょっとした悲鳴が。
協議内容がさらなる「見える化」に寄与するものになればいいですが。
◆しかし、ネット録画は予算を抑えたがためにいろいろと物足りない。字幕表示もできないし・・・。カメラ二台しかないし…。
随時改善をしていくことが肝要。