高槻市議会議員 高木りゅうたのブログ

高槻市議会議員・高木の活動日記

最終日と再稼働


◆「こどもたちと考える『戦争と平和』展in高槻・島本」は今日で最終です。
これだけ充実した展示もなかなかないと思います。
◆被害と加害の歴史、日本が戦争でなにをしてきたか。
70年経たいま、改めて考える機会になればと思います。
真剣にパネルを見るこどもたち。それぞれに何かを感じ取ってくれたと思います。
◆高槻・島本の戦時中の写真も展示しており、当時を懐かしみながら見る人も
おられました。
◆出典は“戦争の記録を残す高槻市民の会”作成の「わが街たかつきの戦争の記録 高槻の空襲・続地下軍事工場」です。30年以上まえに市民の方々がつくった貴重な記録集で、貸し出しはしていませんが、中央図書館などで見ることができます。
◆この資料集から出典した高槻市の年表では1942年に第一回の高槻市議会議員選挙があったとされていますが、「翼賛選挙のため無投票」となっていました。
◆政府の方針に従わない候補者は自治体や警察からさまざまな妨害を受けたそうです。
政府に従順な議員ばかりの議会…
なにか状況が当時に近づいているように感じるのですが…。
◆そして大きな問題。
川内原発が再稼働されようとしています。
昨年現地に行きましたが、九電は住民説明も行わず、避難計画も整わないままです。
再稼働については原発の安全性が注目されがちですが、使用済み核燃料の処分はまったく手つかずで、すでに問題は深刻なものになっています。
知り合いの薩摩川内市の方から「街では経済優先で再稼働を求める声がある」と聞きました。
一度手をつけたらやめられないのが原発。解決されない問題を抱えて、負担は将来世代に押しつける。そこまでして動かす必要があるでしょうか。
いまはそれを断ち切るチャンスで、原発依存から抜け出す方策を考えるべきです。
◆おまけです。ひげの隊長は何も学ばなかったみたいです。
「おしえてあげたのになにいっちゃてんの」とあかりちゃん怒ってます。