高槻市議会議員 高木りゅうたのブログ

高槻市議会議員・高木の活動日記

中学校給食試行開始

11月5日(月)から二校で中学校給食が始まります。
先輩議員の皆さんと一緒に僕も視察に行かせてもらいました。

図は保健給食課からいただいた資料ですが、高槻は親子方式を採用します。
基本的には現在調理場がある小学校で作られた給食を中学校に持っていく流れになっていますが、中学校四校のうち、三校が調理場を新設、一校は元からあった調理場を改修して運用。中学校同士での親子方式も一部あります。
今回は赤丸⇒の五百住小学校と如是中学校を視察させてもらいました。


五百住小の調理場です。
中学校分を作るために新たに導入された調理器具と搬送用のコンテナ。
器具の保管倉庫も建てられていました。
しかし同時に、これまで使用していた器具は更新されるものも当然あって、例えば五年前に導入したコンベクションオーブン(魚を焼いたりするもの)は容量を増やすために買い換えに(一部は調理場新設の学校で使われるとのことですが)。
中学校ではスクールランチを温めるオーブンが利用率が低いまま、あまり使われることなくお役ゴメンになるかもしれず(どうするかはまだ検討中とのこと)これは正直もったいない。

スクールランチと同じくパン販売も終了。
毎日生徒とコミュニケーションをとっていた販売員の方も寂しそうだったとのこと。

如是中の配膳室。ここに生徒が運ばれた給食を取りに来ます。
四階までもって上がる生徒は大変かも…

同行した近隣市の市議は「うちは小学校がセンター方式の効率優先で給食の質が落ちている、吹田市の調理員さんは学校で生徒のために給食を作ることに誇りを持っていると聞き、やはり学校で作るのがいい」と話していました。
中学校全てで自校調理とはなりませんが、子どもたちが慣れ親しんだ給食を中学校でも食べられる高槻の親子方式はそういう意味では良い側面もあります。
しかし、親は歓迎、子はそうでもないというのが中学校給食が抱える課題でもあります。どのようにしてこどもたちに「食」の大切さを伝えていくかが重要です。
当日ご協力くださった職員の皆さん、五百小、如是中の校長先生、ありがとうございました。