高槻市議会議員 高木りゅうたのブログ

高槻市議会議員・高木の活動日記

小浜市へ


再稼動にゆれる大飯原発です。
昨日、福井県小浜市に行ってきました。
長年、小浜市原発誘致反対など市民活動を続けてこられた明通寺・住職の中嶌哲演さんにお話をお聞きしに行く予定だったのですが、
緊急集会がこの日小浜市内で行われることになり、中嶌住職(下の写真中央)も参加するとのことで予定を変更し僕らも集会に参加しました。

中嶌住職は「原発の地元は日本全国すべてに当てはまる。立地自治体だけでなく福井から電気を送られてきた都市部の住民も一緒に原発問題を考えてください」
「ただ原発に反対ではなく、若狭の地域がこれから経済的にも自立していく道を一緒に考えてほしいと思います」と訴えられました。
大飯原発、高浜原発周辺には巨大な送電網が張り巡らされていました。
福井から電気を享受してきた大阪の住民も現地がどのような状況にあるかを知り、
原発なしで暮らすには何を乗り越えなければいけないか、今こそ目を向け考えなければ。

集会後は明通寺に少し寄りました。国宝の三重塔です。
1200年前、坂上田村麻呂公が蝦夷(東北地方)の指導者を悼み、国の平和と生きとし生けるものの幸福を祈願し創建されたそうです。
蝦夷征伐は現代の福島原発事故と重なると住職は指摘されています。


☆今朝の赤旗に「ゼネコン丸投げがれき処理進まず」の記事。
宮城県がれき処理が8%しか進んでいない。
・県は大手ゼネコン協同企業体に一括で委託、談合情報もある。
・なかには焼却施設プラントのメーカーや廃棄物処理業者が入っていないゼネコン協同企業体も
・ゼネコン側はがれき処理法がわからず地元業者に相談に来る
・処理の規模を拡大し、大型の焼却場(まだできてもいない)で処理するよりも、こまめに集めてこまめに処理するほうが迅速。
・地元業者が入って小規模処理を進めるのが理想的
災害がれきは国が責任を持って処理すると言ったにもかかわらず、実態はゼネコン丸投げ。
全国での広域処理以前に地元での処理をどうするのか、国はいまだに無策…。あきれる。