5月1日。中之島公園剣先ひろばで行われた「中之島メーデー」に初参加してきました。
選挙でお世話になった方々もから「これからやで」と声をかけてもらい、気が引き締まる思いでした。
実はこの日、5月1日からが正式に市議としてスタートする日でした。それにもかかわらず、「自治体議員各人からの挨拶」として上がったステージでは最後まで自分の名前を言い忘れる始末…。う〜ん、まだまだです。
僕は一人でも入れる地域ユニオン労組の北大阪合同労働組合から参加しました。
ホームページ⇒ http://www16.plala.or.jp/kitagoudou/
今回のメーデーでは反貧困・反基地・反差別そして反原発のスローガンを掲げていました。東日本大震災による不当な解雇や原発労働者の問題など、今回の震災が改めて浮き彫りにした経済優先の為に働く者が反故にされる社会から、まず生命を大切にする社会へと変えていこうとの決意の声が壇上から読み上げられました。そして連帯の輪を広げようとの呼びかけに会場から拍手とクラッカーの音が剣先ひろばに響き渡りました。
その後、梅田に向けてデモ行進が始まりました。
「原発はんた〜い！！」のシュプレヒコール。
釜ヶ崎の不当な弾圧によって逮捕されている労働者の解放を求める声も
デモには既にお馴染み！？のサウンドカー(といってもこれは人力車でした)。忌野清志郎の「サマータイムブルース」が流れていました。
働くものの権利がないがしろにされてきたなかでの大震災。「復興」の名の下、「自分さえ良ければ」の発想で金儲けを企てる動きは今後必ず出てきます。
そして大金持ちの巨額の寄付金を美談にせず、いまだに広がる経済格差そのものを改める機会にしなければと思います。だれもが働くことで生きがいを感じられる保証を被災地でも、そうでない地域でも作っていくことが「再生」の足がかりではないでしょうか。
