いやしかし、これだけ言葉に信憑性がないのにはあきれます。普天間基地の移設を結局、辺野古にしようとする鳩山首相。またしても沖縄に負担を押し付けようとしています。4月25日の県民大会と5月16日の基地包囲に参加して、沖縄の人たちの怒りと切実な願いをこの目で見てきたので怒り心頭です。「辺野古の環境破壊は冒涜」といっていたのは鳩山さんです。それを「抑止力でやっぱり辺野古」だと言うのは、沖縄の自然も沖縄の人たちの生活もどうなってもよいと言っているようなものです。抑止力である米軍が日常茶飯事のように沖縄で犯罪を犯していてもそれも抑止力というのでしょうか。憲法九条で日本は国際平和を戦力を持たずに求めていくと謳っています。仮に抑止力の対象があったとして、そこにどのように働きかけていくのかが重要だと思います。相手より強い力を持ってにらみをきかすようなことを続けているようでは、東アジア共同体なんて信憑性もなにもただの夢物語に終わってしまいます。
4月25日県民大会。沖縄の声を、声無き声を無視するのか！
