高槻市議会議員 高木りゅうたのブログ

高槻市議会議員・高木の活動日記

先週の報告2

29日(土曜日)、市民会館305で「原発なしで暮らしたい」と題して京都・亀岡で有機農業をしながら
丹波地方発の反原発運動に携わっておられる児玉正人さんを講師に学習会を行いました。

児玉正人さん
■福井の原発銀座から10キロ〜60キロ圏内の丹波地方と少し距離が離れた京都市街地ではこれまで原発への考え方に温度差があったそうですが、福島原発事故を受けて
市内でも反原発の機運が高まり、滋賀と京都市との間をつなぐ意味でも、丹波地域から反原発を訴えていく意義があると児玉さん。
そういう意味では亀岡に隣接する高槻ももちろん例外ではなく、高槻からも近隣地域と連帯して反原発運動を持続していかなければならないと思いました。
児玉さんは福井の原発の老朽化、古文書にある福井での津波被害の実態、増殖炉もんじゅのメカニズムと問題点、事故がなくとも通常の運転で放射能の被害に
周辺住民や原発労働者が晒されている実態など、身近な問題を中心に話されました。
国は先日、福島原発の収束に30年以上かかると算出しましたが、溶け落ちた燃料の状況すら把握しておらず根拠の乏しい試算です。
原発事故の収束を早めることは当然のことですが、根拠のない事故収束への情報発信は原発を外国へ輸出したい国の思惑が垣間見え、なによりも福島の人たちを
混乱させることになります。
国や電力会社の情報の信憑性が地に落ちたいま、どれだけの影響力があるのかといえばそれまでですが、
今回の学習会のように市民が集い意見や情報を交わすことから、自ら考え、原発の抱える差別や利権の核心を見極める力をつけていくことが求められます。

30日(日曜日)雨の前に畑へ。

■僕は毎年ニンニクを育てています。パスタを作るのが好きなのと、あまり手がかからんで楽だからです。
ということですのでここしばらくニンニクは自給自足しています。
青森産のニンニクです。500グラム2000円と高めですが、大粒のニンニクです。この種をいつも購入させてもらっている茨木の種屋さんは
「今年は種(苗)も原発事故の影響で売り上げ左右されているものがある」とのこと。原発はほんとどこまでいっても不条理。

立派なニンニクになってや〜。