高槻市議会議員 高木りゅうたのブログ

高槻市議会議員・高木の活動日記

11年

◆来週の市民都市委員会での質問準備で市役所の控室にいました。

午後2時46分前に館内放送が流れ、黙とう。

2011年3月11日の東日本大震災福島原発事故から11年が経ちました。

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◆写真は5年前に訪れた福島県飯舘村のお宅にあったカレンダー。

2011年3月のまま、「これは外すことができない」と話しておられました。

原発事故で福島県では4万人以上の人たちが故郷を追われました。

そしていまウクライナではロシアの軍事攻撃で原発の存在が大きな脅威となっています。

◆何度も自然災害を経て、防災の見直しや強化が図られてきた一方、

災害を含め、有事の際に深刻な脅威となる原発は、廃炉どころか危険な老朽原発の再稼働にまで舵を切りました。

またしても大きな犠牲を生まないためには、原発廃炉にするしかありません。

 

3月議会

◆22日に3月議会が告示され、本日、議会運営委員会がありました。

一般質問の一問一答形式導入については、質問回数の制限がない一般的な一問一答とは違うため(高槻市版は3回まで)、名称や内容についての意見や、申し合わせ事項についても質問者の規制につながりかねないものは入れず、できるだけ簡素にすべきとの意見が出ました。

◆それら意見を集約して見直すならば、導入時期は3月議会と急がなくてもよいかと思いますが、委員長からは3月議会から始めたいとの意見表明があり、議運で承認されました。

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地域から気候危機に向き合うには

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◆昨年末の市議会で「気候非常事態宣言に関する決議」が採決されました。

決議を受けて、具体的な気候変動対策が求められます。

でも「地球の平均気温上昇を1.5℃以下に抑える」って聞くとスケールが大きくて、

何をしていいかわからない、何をしても意味がないのではと考えるのも無理はないと思います。

だからと言って、何もしない。という選択肢は残念ながらありません。

◆そこで地域からみんなで話し合って何ができるか考えたり、すでに実行している人たちから話を聞いてみようと市民のみなさんが集まりの場を作っています。

◆昨年末はイギリスグラスゴーで開催されたCOP26に参加した高槻の大学生の報告会を実施し、気候危機対策をめぐる国際社会の現状を学びました。

◆国際的な流れから出遅れまくっている日本の実態も報告され、ため息をつきながらも

では地域で、生活レベルで何ができるのか考えよう。

と、13日の日曜日にミーティング集会が開催されました。

それら報告会や集会の様子はYoutubeで視聴できます。のでよかったらどうぞ!

気候変動を考える市民の会高槻 - YouTube

(※写真は以前行った須磨の砂浜。温暖化が進むと海面上昇で世界の砂浜の半分が消失すると言われています。)