高槻市議会議員 高木りゅうたのブログ

高槻市議会議員・高木の活動日記

社会運動

教育委員会開催の人権講座「子どもの貧困が見えますか」に参加。
朝日新聞の中塚久美子さん、大阪こどもの貧困アクショングループの徳丸ゆきこさんのお話でした。
貧困率16.3%。虐待死は51人、心中を含めると90人(2012年)高校中退は4日に一校ずつ高校が消える人数(59923人・2013年)。これが日本のこどもをとりまく現状。
◆大阪こどもの貧困アクションの実態調査では幼少期に幸福感を得られなかった人は
成人してこどもを授かってももそのまま幸福を感じることのない生活をしている傾向にあるいわゆる貧困の連鎖に陥りやすいということが改めて見えたという報告もありました。
◆子どもの貧困対策法は昨年施行されたものの、・努力義務にとどまっている
・保育の必要な児童への対策が十分に盛り込まれていない・貧困率を減らす目標設定がされていないなどの問題点も指摘されていました。
◆行政だけでできることは限られている。子どもの貧困が少しずつ認知されているなか、
地域を巻き込んださまざまな取り組みが高槻でも広がるためには何が必要か、深く考えさせられました。学生さんも多く参加していて、とてもいい講座でした。
◆JR高槻駅では脱原発高槻アクションの方々が駅前でアピール。
3.1に高槻市内で行う原発ゼロパレードのチラシをいただきました。
すぐ近くのアクトアモーレでは食の安全フェスをされていて、こちらも反原発のイベント。
京都で八百屋をしている方から知る人ぞ知る門真蓮根を購入。
高槻の反原発は熱い!

「社会運動」という雑誌の1月号に以前僕が働いていた能勢農場の特集記事が掲載されています。
◆農場では共同生活をしながら肉牛の世話をしていました。
ちょうど派遣村が話題になった頃、二人の若者が「派遣でクビ切りにあった」
と農場を訪ねてきました。
寝泊りする場所もなく、ネットカフェで調べて農場なら働いて寝食もできると
思って来たとのことでしたが、その頃は農場も人手が足りていて、断らざるを得ませんでした。
◆なくなく引き返していく姿を見て当時、高級バーに通っていた麻生首相に怒り心頭。
若者がこんなに苦しんでいるのに何考えとんじゃー!
◆その思いがいまの活動の原点でもあります。