高槻市議会議員 高木りゅうたのブログ

高槻市議会議員・高木の活動日記

敗戦の日

◆史跡整備指導検討会を傍聴。
安満遺跡と氷室町の闘鶏山(つげやま)古墳についてでした。
闘鶏山古墳は石槨(棺を入れる石室)内の調査方法について
テクニカルな話、職員さんの熱意が伝わってきました。
ちなみに竪穴式石室です。
◆夕方は「変えたらアカン!平和憲法」アピールについて話し合い。
若い世代にもどうやってアピールすればいいのかなど話し合いました。
若い世代の僕も悩める課題です。
終戦記念日
孫崎享「戦後史の正体」では
1945年9月2日米国戦艦ミズーリ号で降伏文書に日本が署名した日が
戦争終結と見るのが世界の常識と書いています。
日本が無条件降伏したことから
めをそらすため、9月2日ではなく8月15日を「終戦記念日」にした
と書かれています。
現実は終戦ではなく、日本が泥沼の戦争に突入していった末の敗戦です。
白井聡の「永続敗戦論」を読んでいますが、いまの安倍政権が
集団的自衛権容認へ動いていることも永続敗戦のメンタリティーによる
ものだということがよく分かります。
新聞の投書欄には戦中・戦後の体験談が掲載されていて
投稿者の非戦・不戦の強い願いが短い文章に込められています。
安倍首相は戦没者追悼式の式辞で例年使われていた加害、不戦の表現を
消したと夕刊にありました。
68年前の戦争が国内外の数え切れない市井の人々の命を奪い、
こころに深い傷を負わせた事実に目をそらす政治に未来はありません。