昨日観たクローズアップ現代のテーマは「秘密録音」。
⇒NHK クローズアップ現代
家庭内や職場内で会話を録音し、裁判や労働争議で証拠資料として使われる事例が増加しているそうです。
また企業のコールセンターでも通話内容を相手に通告せずに録音、サーバーに蓄積し、
顧客とのトラブルを防ぐために利用される様子が放送されていました。
昨年開設された高槻市のコールセンターはどうか。問い合わせたところ
・相手に録音していることは通知せず、かかってくる全会話を録音し、サーバーに2ヶ月〜3ヶ月間保存し、随時更新。
・その目的はオペレーターの技術向上のためで録音を使用するのは数十秒〜1、2分。それ以外の目的で使用していない。
・通話内容の録音は個人情報保護法には抵触せず、市の個人情報保護審査会に諮る必要性は認められなかった。
ということでしたが、他市のコールセンターではホームページに
「コールセンターの応対品質向上のため、教育・訓練を目的として通話内容を録音することがあります」
という通知があったりするのですが、高槻市のホームページにはそういった文言すらありません。
これを秘密録音とまでは言いませんが、担当課に
「通知もせず無断で通話内容を録音するのは受け入れがたい市民もいるのではないですか」
とホームページ等でせめて通知をするように申し入れました。
検討するとのことでしたがはたして…
ぼくは通話内容を録音することそのものに反対ですが…。
