※画像は最近お気に入りの坂口恭平さんのパステル画で、見ると気持ちが落ち着きます
◆一般質問を終え、議会が閉会しました。
「体育の授業中に児童生徒が亡くなられた事故」については
私を含め、4名の議員が質問しました。報道各社のテレビカメラも入っていました。
◆私はこのブログで以前指摘した、
外部の専門家を入れた事故の詳細調査への移行について問いただしましたが
市は状況を見て移行の判断をすると、後ろ向き。
しかし、詳細調査を実施するかどうかが教育委員会だけで決めるものではなく、
以前書いた通り、遺族が詳細調査を要望すれば、実施すると
文科省の「学校事故対応に関する指針」で示されています。
◆遺族の保護者の方に詳細調査について説明をして、要望の有無を確認したのか聞くと
「説明も要望の確認もしていない」と答弁。
・・・なぜ? 教育委員会は詳細調査について、
「死亡の原因究明ではなく、再発防止策のために実施するもの」
であるから、詳細調査の必要性を現時点で感じていない、
おそらくご遺族が病院に依頼している病理解剖の結果を待っているのかもしれませんが、
市としてはこれ以上何もしない、ととられる態度で問題ではないかと指摘しました。
市が行った基本調査の中身を明らかにしないため、
当日の事故対応の様子や、その後の対応に不明な点が残っています。
ですから、
原因究明と第三者の検証があって初めて実効性のある再発防止策ができるのではないかと、詰め寄りました。
◆市はどうしても外部の調査に消極的だと思わざるをえません。
基本調査の公表と、詳細調査の実施を求めました。