◆先週から報道されている、体育の授業中に倒れ、亡くなられた生徒さんに対し、心からお悔やみ申し上げます。
ご家族をはじめ同級生や学校関係者の方々、みなさんが悲しんでおられると思います。
持久走後に死亡・・・あごにはマスクが 男児の父親「危険の芽あるのなら」｜TBS NEWS
この事故が起きたのは今年2月18日で、議員には2月26日に高槻市教育委員会からFAXで報告があっただけでした。
◆この報告では、マスク着用についての記述はありません。
市議会にはこの報告以降、報道があるまでの間、その後の経過や各学校での対策などについて、説明等はありませんでした。
◆事故が起きてからですが、小学校は文部科学省の「学校事故対応に関する指針」 にもとづいて、事故調査を実施しています。
実際の取組みについては下に詳しいです。
学校事故対応に関する指針に基づく事故発生後の取組の流れ (mext.go.jp)
◆指針ではまず基本調査を実施するとあります。
◆指針では、この基本調査のあとに「詳細調査」に移行する場合を想定しています。
詳細調査は実施しないという判断をしました。
◆指針では詳細調査に移行する判断基準として以下を掲げています。
◆詳細調査の実施は教育委員会だけの判断ではなく、保護者からの要望がある場合は詳細調査に移行する必要性が書かれてあります。
この間の報道を見る限り、保護者の方はマスク着用との因果関係を含め、事故の原因を知りたいと仰っています。つまりより詳しい調査を求めておられます。
それなのになぜ教育委員会は詳細調査を行わないと判断したのか、それが問われます。
いまからでも詳細調査を実施するべきだと思います。
◆私は教育委員会の基本調査がどのように行われて、どのような結論に至ったか、保護者の方にどのように報告したのか、担当課が遺族の意向や個人情報の関係から詳しく説明をすることをしないこともあり、関係文書の公開請求をしましたが・・・
◆開示決定期限の昨日、「公開の可否に時間を要する」として期間延長の通知が出されました。
文書は公開されるのでしょうか・・・されてもほぼ黒塗りということもあります。
報道の後も市教委からこの件に関してくわしい説明等はありません。
◆ちなみに昨日、小学校ではいかのお知らせが配布されました。
体育のマスクについての記述もありました。
※私はコロナやワクチンなどに関して荒唐無稽ないわゆる陰謀論には賛同しません。
