賛成と反対が拮抗してきました。
わずかに反対が賛成を上回るような世論調査が出てきました。
自民党が知れば反対になる都構想と言っていますがまさにその通りになってきたのでは。
◆だいたいどの調査でも賛成の主な理由は「行政の無駄(二重行政)が減る」ということですが、
二重行政というものがあったとしても、わざわざ大阪市を廃止にしなくても無駄削減はできる。
これに尽きます。
前回の住民投票では二重行政解消で年間976億円のコスト削減と喧伝していたものが
精査したら1億円とか数億円に留まるということが明らかになっています。
しかも特別区の運営には年間約30億円のコスト増が発生するとしていましたが、
ここにきて毎年度のコストが約218億円にものぼるとの試算が出てきました。
無駄削減どころかわざわざ無駄を生み出すための大阪市廃止、分割・・・。
大阪都構想コスト218億円増 維新「財政成り立つ」 自民「なぜ数字出さなかった」 - 毎日新聞
松井市長は算出方法にいちゃもんをつけていますが、自分たちに都合の悪いことを隠していたにすぎません。
ほかにも大阪市廃止(都構想)に反対しなければいけない理由はいくつもあるのですが
「大阪都構想」賛成の方にこそ知ってほしい「二重行政の真実」(藤井 聡) | 現代ビジネス | 講談社(2/4)
◆世論調査ではいまだに「大阪都構想」の説明が足りない、よくわからないという意見が多いということがわかっています。
自分の住み慣れた自治体が廃止されるというのに、その理由や将来像がなんぼ説明聞いてもよくわからん、しかも失敗しても元には戻せへん。
もうこの一点のみで、反対するほかない、
と思うんです。
大阪市の住民投票は大阪府全体の浮沈がかかっているともいえます。高槻市も無関係ではない。
ぜひとも大阪市廃止構想を廃止にしてほしい。