高槻市議会議員 高木りゅうたのブログ

高槻市議会議員・高木の活動日記

こんな人たちが共謀罪を廃止にさせる


◆11日に共謀罪が施行されることに抗議し、共謀罪の廃止を求めるJR高槻駅でのアピールに参加。
他の参加者は通りすがりに「共謀罪なんて普通に生活していたら関係ない」と言われたと後で聞いた。
しかし何が普通で、何がそうではないかは捜査機関によって判断されることになってしまったので、関係ないかどうかは自分で決められない。
◆国がいくら悪政を行っても、企業がいくら公害を起こしても文句も言わず、黙ってそれを受け入れるなら、
それが「普通に生活」していることになるのかもしれないけど、そんなの普通じゃない。
駅前の通りすがりの人の言葉は、すでに共謀罪がその効果を発揮している証拠。
何ものにも従順な「普通の生活」をすればいいんだと、人々を誘導しているのだから。
治安維持法も当初は「普通の人」は関係ないと言われながら、その後どうなっていったかは、周知のとおり。
共謀罪は絶対に廃止しなければいけない。
◆安倍首相は都議選の演説で、抗議する人たちを「こんな人たち」と呼んだけれど、
首相は「こんな人たち」は社会のなかで少数の限られた存在だと思い込んでいる。
こんな人たちは少数だし、あの手この手で抑え込めば多少の批判は出ても、こんな人たち以外は「普通の人」たちだから、政権運営に影響は小さいと思ってきた。
沖縄で米軍基地建設が強行されているのがそれを端的に示していると思う。
◆でも風向きは変わりつつあると思う。
おごり高ぶり、政治の私物化を公然と行う政権に怒る「こんな人たち」は確実に増えている。