◆能勢町浄るりシアターであった飯舘村で酪農をされていた長谷川健一さんの
講演会に参加。
6月にお会いしたときは飯舘村の村内を案内していただきました。
・行政の対応が鈍く全村民が避難できたのは原発事故から5ヶ月経ってから。その間に村民が被曝してしまった。
・除染の効果が確かではないのに、帰還すべきでない。
・家族がみんなバラバラになって避難生活をしている。
・線量の高い地域で一次産業を再開することの難しさ
・将来、健康被害が出た場合の補償で国は意図的に線量を低くしているモニタリングポストのデータを出す可能性が高い、それに対抗するため毎月自主的に村内の線量を測っている。
など、事故当時といまの現状を語ってくださいました。
村で酪農を継ぐ予定だった長男さんはいま山形で
酪農関係の仕事に就いているそうですが、また親子一緒にできるのか、
先行きは見えない。と仰っていました。
◆福島原発からは大量の放射性物質が海に流れ出ています。
流出しているストロンチウムやプルトニウムは飯舘村でも検出されていると長谷川さんは
話していました。海も大地もこれ以上汚染させてはいけません。
海洋流出防止は国費で行うとのことですが、電力会社が自分で事故処理
も責任も取れないものを再稼動させるというのは馬鹿げています。
※オクラの花。朝は僕より背の高いオクラを収穫。
夕方帰宅してから頭がガンガン。熱中症か…？
