高槻市議会議員 高木りゅうたのブログ

高槻市議会議員・高木の活動日記

高槻市が気候非常事態宣言を発出

◆2050年までにCO2排出実質ゼロを達成し、世界の平均気温上昇を1.5度に抑えるため、

高槻市が「気候非常事態宣言」を本日発出しました!

宣言は以下です↓

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気候非常事態宣言「全文」

私たちが住み働く高槻市は、北摂連山の美しい山並みに恵まれ、淀川の悠久の流れに抱かれた自然豊かなまちであり、私たちは大いにその恩恵を受けて生活しています。

しかし、2012年には時間降雨量110ミリという集中豪雨に伴い床上浸水による被害が、2018年には台風第21号により広範囲な風倒木による被害が発生するなど、異常気象により、自然環境や市民の生活環境に大きな影響が生じています。

また、同様に世界各地においても、平均気温の上昇、記録的な大雨や洪水、台風の強大化、干ばつの深刻化などの異常気象が生じており、これらの要因に地球温暖化があることは、科学的知見により明らかにされています。

このようなことから、本市の豊かな自然環境及び高質な生活環境を次世代に継承し、持続可能な社会を実現するため、気候非常事態であることを宣言し、地球温暖化対策の推進に関する法律に示されている、我が国における2050年までの脱炭素社会の実現という基本理念を踏まえ、市民一人ひとり、それぞれの事業者、行政が協働して効果的な気候変動対策に取り組んでいきます。

2022年3月18日

高槻市長 濱田 剛史

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◆よかった!よかったですけど、

これはやっとスタートラインに立ったということ。

宣言をしたのだから、いままで以上に気候危機対策に積極的に取り組まなければ!

・・・なのに新年度予算の地球温暖化防止事業の予算額は例年通り・・・。

この先10年が今後の未来を左右する「決定的な10年」と言われています

高槻市の本気度が問われます。

 

11年

◆来週の市民都市委員会での質問準備で市役所の控室にいました。

午後2時46分前に館内放送が流れ、黙とう。

2011年3月11日の東日本大震災福島原発事故から11年が経ちました。

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◆写真は5年前に訪れた福島県飯舘村のお宅にあったカレンダー。

2011年3月のまま、「これは外すことができない」と話しておられました。

原発事故で福島県では4万人以上の人たちが故郷を追われました。

そしていまウクライナではロシアの軍事攻撃で原発の存在が大きな脅威となっています。

◆何度も自然災害を経て、防災の見直しや強化が図られてきた一方、

災害を含め、有事の際に深刻な脅威となる原発は、廃炉どころか危険な老朽原発の再稼働にまで舵を切りました。

またしても大きな犠牲を生まないためには、原発廃炉にするしかありません。

 

3月議会

◆22日に3月議会が告示され、本日、議会運営委員会がありました。

一般質問の一問一答形式導入については、質問回数の制限がない一般的な一問一答とは違うため(高槻市版は3回まで)、名称や内容についての意見や、申し合わせ事項についても質問者の規制につながりかねないものは入れず、できるだけ簡素にすべきとの意見が出ました。

◆それら意見を集約して見直すならば、導入時期は3月議会と急がなくてもよいかと思いますが、委員長からは3月議会から始めたいとの意見表明があり、議運で承認されました。

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