高槻市議会議員 高木りゅうたのブログ

高槻市議会議員・高木の活動日記

クリーンセンター新工場

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◆17日の日曜日は前島クリーンセンターの新工場(第三工場)の竣工式に。

かつて公設民営方式(DBO)での運営が計画されていましたが、議会で市の計画の不備が指摘され、市直営となった経緯があります。

ただし、土日・夜間の業務は民間委託となっています。

◆試験操業のため、すでにごみがピットのなかに入っていました。

本格稼働は4月からです。

3月議会終盤

 

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※写真はこども園の卒園式で飾ってあったかわいい切り絵。力作です。

◆来週21日から選挙が始まります。

大阪府知事大阪市長のクロス選挙、ダブル選挙・・・・・・ですか。

これ一体だれのためのなんのための選挙?

いまだに納得がいかない。

大阪市議会も大阪府議会も市長や知事の辞職願を認めず、不同意。

当然です(どうでもいいけどこの写真、なにがおもろくてわろてんねやろ)。

高槻市議会では3月11日に急きょ知事選挙のための補正予算案が提出されました。

わたしは補正予算案に反対しました。

あまりにも議会や市民をバカにしすぎ。

ただし、補正予算案は賛成多数で可決されました。

◆さて、おかしな選挙の告示日前の20日(水)は高槻市議会最終日。

高槻市議会は改選前は一般質問がありませんので、20日は各常任委員会の委員長報告のあと、予算・条例案の採決、そして議員提出議案の質疑と採決が行われます。

◆今議会、議員提出議案として、こちら3つの意見書が提出されています(市議会HPから)。

議員提出議案第1号

大阪府に子ども医療費助成の対象年齢引き上げを求める意見書について

議員提出議案第2号

妊婦が安心できる医療提供体制の充実と健康管理の推進を求める意見書について

議員提出議案第3号

国と沖縄県との誠実な対話を求める意見書について

放射線副読本は配布も使用もしないでほしい

◆今日は高槻市文教市民委員会でした。

私は放射線副読本について質問。

◆「副読本の取り扱いにつきましては、新聞等にも本副読本の問題点を指摘する記事が掲載されておりますし、教育委員会でも、放射線について学習する内容としては十分ではないと考えており、個人への配付はせず、学校保管するよう学校へ指示をしております。 副読本に関する今後の対応につきましては、現在、副読本を作成した文部科学省開発企画課は、放射線について最低限必要な知識を伝えるためにつくった、使うも使わないも自治教育委員会の自由であるとコメントしており、本市において使用する予定はありません。」

これ、今日ではなくて2012年の市議会での高槻市教育委員会の答弁。

今日もこんな答弁だったらよっかたのにな~(涙)

◆高木 2019年度は再改訂された放射線副読本を配布するのか。

市教委「配布します」

高木 授業で使用するのか

市教委「学校の判断により使用します」

高木 なぜ?

市教委「副読本の内容が十分なものになったからです」

◆以上が今日の委員会での主なやりとり。

2012年の副読本には、福島原発事故についてほとんど触れられていませんので、

それと比較すれば、再改訂版は原発事故についての解説や、避難者への言及もあります。

◆しかし、再改訂版副読本は「原発事故による健康被害は考えにくい」と書き、

原発事故の影響は収まっている、放射能は怖がらなくても日常にこんなにあるんですよという記述ばかり。

◆食品中の放射性物質の基準値をEUや米国と比較して、日本は基準を厳しく設定していますと書かれている箇所も。

が、

EUや米国の基準値は「緊急時」の数値。実際は日本より厳しい基準値だったことが市民団体などからの指摘を受けて明らかになり、政府も誤りを認めましたが、訂正はされないまま。

詳しくは原子力資料情報室のホームページへ→http://www.cnic.jp/839

◆こんな誤った認識を与えかねないもののどこが十分な内容なのでしょうか。

放射線副読本の本当の目的はここにあるように思うのです。

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アンダーコントロールの既成事実化

オリンピックが開催される2020年には、原発事故避難者の住宅無償提供も打ち切られます。

安倍政権下で風評被害を払拭せよとの「強化戦略」が実行中。

しかし原発事故による住民の被害は風評でなくて実害。

実害に対する賠償もおざなりなのに、風評被害を無くすと論点をすり替え、原発事故は収束しているとアピールし、原発を再稼働させる。

それに一役買っているのが放射線副読本。

このような代物を配布も使用もしてはいけないと委員会で指摘しました。

◆と、このブログを書いてる最中、小学校の保護者の方数名から

「今日こどもが副読本持って帰ってきた」との報告が…。

 なにぃ~!(怒)

3.11から8年。

原発事故の風化を感じずにいられません。